急性中耳炎話
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急性中耳炎の話
中耳炎のほとんどがカゼをきっかけにしているので、冬から春にかけて、カゼの引きやすい季節には中耳炎の発病も高くなります。
カゼのときなぜ中耳炎になりやすいのか？
耳は外耳、中耳、内耳に分けられ、中耳で起こった炎症を中耳炎といいます。
鼻やノドの炎症が耳管(鼻と中耳をつなぐ管)を通じて中耳に感染をひきおこし、鼓膜の奥に膿がたまり中耳炎となるので、カゼは中耳炎になる最大の原因です。
なぜ子供は急性中耳炎になりやすいのか？
子供は①大人に比べて、免疫力が弱くてかぜをひきやすい②大人の「耳管」に比べ、太く短くかつ水平なため、ノドや鼻の細菌が中耳に浸入しやすいためです。
どんな症状があるのか？
耳痛、発熱、耳閉感、耳漏などの症状がみられます。乳児の場合は症状を訴えることができないため発熱の他、理由なく泣いたり、不機嫌になったり、耳を触ったりすることがあります。
診断
問診と耳鏡検査が主になり、耳鏡で外耳道や鼓膜の異常をチェックします。乳児や幼児の場合は、家族が問診に答えるのでいつもと違う様子を具体的に伝えることが大切です。
中耳炎の予防及び早期発現のため、カゼを引いたらできれば早めに耳の検査を受けるようにお勧めします。
耳に心配なことがありましたら、耳鼻科の専門医に相談しましょう。
延辺大学医学部卒業、吉林省和龍市人民病院小児科勤務、順天堂大学医学部耳鼻咽喉科学講座、博士後研究員、年7月より上海市内日系クリニック勤務。
日本での診療スタイルを熟知しており、在中国の日本人患者の診察経験も豊富である。
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地下鉄2号線、7号線 静安寺駅3番、6番出口より徒歩5分ほど
一ColumbiaChina中国一
ColumbiaChinaは上海に本社を構える私営医療投資会社です。アメリカのコロンビアパシフィックマネジメント社とシンガポールTemaskグループが共同出資?運営します。中国において複数の総合?専門病院、介護施設及びクリニックを設立しました。目下、上海、無錫、嘉興、常州、寧波などの都市に多くの医療介護施設を運営しながら、さらに、建設中のプロジェクトもあります。
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